サービス業やってっから相手に合わせるのは得意な方だけど【気】は合わせられねーよ by オレ

 

~ダメダメ門下生の初心者の視点 ③~

 

投げ技の稽古を繰り返していると、たまに相手の気と自分の気が

『 ピタッと噛み合った! 』

と感じる時がある。

 

そんな時の技の斬れ味は抜群に鋭い。

筋力によるチカラなど必要としない。

 

気を合わせることができれば相手は為す術もなく豪快に、そして華麗に投げ飛ばされていく。

 

気を合わせる武道

これこそがまさに合気道なのだ。

 

 

f:id:traphair:20190628143947g:plain

 

 

こ、これだ! ついに!

  

 

 

オレは合気道の極意を極めた!

 

我、ここに覚醒す!

 

天才合気道家、北道場に降臨!

 

f:id:traphair:20190628144006g:plain

 

 

っても、まあ

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

投げ飛ばす方じゃなくて

投げ飛ばされる方 なんだけれども・・・

 

f:id:traphair:20190622122057g:plain

 ( 投げ飛ばす方で覚醒しなきゃ意味がない )

 

つまり、オレが気を合わせたんじゃなく、投げ技をかける先輩がオレの気に合わせたということであって、やっぱ先輩スゲーなという話。

 

 

あぁ、師匠・・・

気を合わせるってなんですか?

そもそも【気】ってなんですか?

 

 

f:id:traphair:20190622122305g:plain

 

 

 

「 まあ真面目に15年くらい稽古を続けりゃ、合気道というものが少しだけわかるようになるわい、少しだけのぉ。わっはっは! 」

日野師匠 談

 

 

 

じゅ、15年・・・

す、少しだけ・・・

 

f:id:traphair:20190628144103g:plain

 

 オレはとんでもねー武道に片足突っ込んでしまったのかもしれない。

天才合気道家への道のりは暗夜行路だ。