僕が北道場を選んだ【理由】⑤

 

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日野師匠 談( 広島北道場ブログより )

 


~ダメダメ門下生の入門前の葛藤 ⑤~

 

集合写真の用心棒らしき男にすっかりビビってしまい、体験の申し込みをなかなかすることができずにいたオレは、北道場の連絡先( ブログトップページ )とにらみ合いを続けながら悶々と1週間を過ごすのだったが、散々にらみ合いを続けただけあってブログトップページの紹介文をすっかり暗記してしまう。

 

そしてある日、その紹介文にある
【 円 転 】という言葉にハッとする。

 

【 円 転 】これって

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

オレできるんじゃね?

 


【 円そのもの 】って

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

オレそのものなんじゃね?

 

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散々書いたがオレはノミの心臓だ。


それだけに普段から全てを丸く収めるために( 円転 )
あらゆる摩擦を回避するために( 円そのもの )


常に【 相手から見える景色 】を想像するように努めている。


当然ながら感情よりも理性を大切にするし、仮に彼女とケンカしても
【 彼女から見える景色 】でオレにわずか1%でも非があれば、15分以内にペコペコ謝っている自信がある。


好きな言葉は【 円満 】と【 穏便 】(笑)


2人の相手から黒か白かと選択を迫られれば


「 あ、いや、え~と・・・
グ、グレーです・・・かね!? 汗 」 

 

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師匠の記事にある肩引きや傘かしげにしても、オレは相手の50メートル手前からやっている。


( 肩引き・傘かしげ 参照 )


つまり合気道でいうところの転換や入身を、オレは達人よりも高速でやっていることになる。


更に集合写真を見返したのにも実は理由がある。


入門する際に真っ先に師匠に挨拶に向かうこと。
それが礼節を重んずる武道を志す者として、いや社会人として、いやいやその前に全てを丸くおさめたいと常に願うノミにとって最も重要なことだ。


こう考えて師匠の顔を予めしっかり記憶しておくために集合写真を見返したのだ。


これって【 円転 】じゃね?

 

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空手に組手の部、形の部とあるように、合気道に円転の部ってのがあったら、オレもう既に三段、いや五段はいってんじゃね?


つか、オレクラスになるともう 申し子、
円転の申し子と言ってもいんじゃね?


入門したらメキメキ頭角を現して、すぐに師匠からも崇められる存在になるんじゃね?


実は北道場はオレという救世主(メシア)を待ち望んでんじゃね?


と、すっかり気を良くした勢いでもって遂に体験の申し込みの連絡をするのであった。

 

 

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